SALONE DEL LOTO 
サローネ・デル・ロト
第631回例会 

●日時/令和元年7月9日(火)午後6時30分より 
●場所/本門寺 霊山閣
●ゲスト/ 映像作家 保山耕一氏
●お話「奈良が奈良であるために」

「奈良には365の季節がある」私は、この言葉を映像作品のテーマとして、表情豊かな奈良の風景にレンズを向け続けています。
奈良で生まれ、奈良で育った人にとって、季節の移ろいは当たり前の日常です。
そんな日常の風景を映像として客観的に観た時、多くの人は私たちの故郷がこんなにも美しい場所であることを再確認するでしょう。
春夏秋冬、これほどまでに美しく豊かな四季が当たり前ではなく奇跡であると知るでしょう。
「奈良、時の雫」と名付けた私の作品には、物語やナレーションはありません。そこにあるありのままの奈良があるだけです。
奈良を取り続けて4年になります。たった4年で随分と奈良の風景は変わりました。勿論、世界遺産や国宝などは変わらずにあります。ですが、私たちが当たり前だと思っていた、どこにでも普通にある風景が、気が付けばその姿を消しています。
映像上映と共に、いつまでもそこにあり続けて欲しい、次の世代に伝えたい、そんな奈良の風景についてお話できればと考えています。(ゲストメッセージ)

■サローネ・デル・ロト事務局
大和郡山市筒井町1344 本門寺内
電話 0743-56-4470  FAX 0743-59-0507
■会費 2,000円
■http://salone-loto.sakura.ne.jp/

●例会のポスター